道化の秘学帳

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幸福度とストレスに関する心理学

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現代はかなりのストレス社会と言われています。
そんなストレス社会の中で幸せに生きるにはどうすればよいでしょうか。
今回は幸福度とストレスに関する心理学について書いていきます。

幸せに関する心理学

お金を人のために使うと幸福感がアップする

しあわせなお金の使い方を紹介した本「Happy Money」の著者、エリザベス・ダン氏とマイケル・ノートン氏がアメリカの語学学校ハーバードスクエアの女性を対象に実験を行いました。
実験結果によると、自分のためではなく、人のためにお金を使ったときのほうが幸福感を得やすいという結果が示されました。
人間は無機質なモノに対してお金を使うよりも、人のためにお金を使うと承認欲求が満たされ、結果的に自分の満足感に繋がるのだといいます。
そこで生まれるコミュニケーションも幸福感が高まるポイントとなるようです。

最も幸福を感じる年収額

経済ニュースを紹介するwebサイト「The Wealth Report」によると、45万人を対象にアメリカで行われた「健康と年収に関する調査」の回答を分析した結果「年収が多い=幸せ」ではないことが分かっています。
2002年にノーベル賞を受賞した心理学者のダニエル・カーネマンらの調査によると、幸福を感じられるのは、年収75,000ドル(約900万円)まで。
必ずしも年収に比例した幸福を感じることはできないということが明らかになっているようです。
金銭による幸せは長続きせず、満足感が一瞬で消えてしまうのだとか。

人の話を聞いてあげると話し手は幸せな気分になる

人は他人のことより自分のことを話したがるというデータ結果があります。
ハーバード大学のMRIを使った研究によると、人は自分のことを話すときに、「コカイン、美味しい食事などの刺激による快感を感じる」際と同じ脳の部位が活性化するといいます。
また、誰かに話を聞いてもらっている時の方が、聞いてもらっていない時より、脳は活発に働いていたとのことです。
The Neuroscience of Everybody's Favorite Topic - Scientific Americanより
人間関係をスムーズにしたいと考えるなら、人の話を聞いてあげることが手っ取り早いでしょう。
誰もが潜在的には、自分のことについて話をしたいはずです。
したがって、他人の話を面白がっているように聞くことが出来る人は誰からも好かれるでしょう。

特技を身につけることで長期的に幸福度は高くなる

何かの分野において特技や能力を身につけるための努力をした人は、たとえ一時的にストレスを強く感じることがあっても、長期的に見ると、より大きな幸福感と満足感を得られます(2009 Journal of Happiness Studiesより)。
「これだけは負けない」と誇れるものを取得することができれば、食いっぱぐれる心配も少なくなるし、自尊心を保つのに効果的でしょう。

幸せになりたいならモノより経験にお金を使うこと

コロンビア大学で心理学を研究するエリザベス・ダン博士がアメリカのオハイオ州に住む女性600人を対象に行った調査によると、豪華な家や車を所有する人よりも、質素な賃貸マンションに住む人のほうが幸せを感じていることが判明しました。
そのほとんどが、家族や友人、恋人と多くの時間を過ごし、外に出て人間関係や自分の世界を広げることを日常的に行っているといいます。
家や車のような高額な買い物よりも、人との交流や自分自身の経験として蓄積されるものにお金を使うことこそ、幸福感を左右する決め手と言えるかもしれません。

辛いことがあっても、幸福度はだんだんと元に戻る

ハーバード大学心理学部のダニエル・ギルバート教授によると、下半身麻痺になってしまった人と、数億円の宝くじを当てた人の1年後の幸福度は変わらないそうです。
最愛の人を突然失った時、幸福度は一時的にガクンと落ちます。
しかし、平均4〜5年でもとの幸福度にまで戻ります。
むしろ、元の幸福度を超えることも多いです。(書籍:幸福の計算式より)。
受験に失敗しても、就活に失敗しても、仕事でありえない程のミスをしても、1年経てば幸福度は変わりません。
最善を尽くす必要はあるかもしれないが、深く落ち込む必要はありません。

「今」という瞬間に集中することが幸せを感じるのに重要

未来のことを妄想するより、過去を振り返るより、今ここに集中することで人は幸せを感じます。
楽しい妄想も、内容に関係なく目の前の事に集中していることの楽しさには敵いません。
「心ここにあらず、にならないこと」、「うわの空にならないこと」「今という瞬間に集中する事」は幸福にとって重要なことです。
未来のことも過去のことも忘れてスポーツに没頭したり、旅行に行き目の前の景色を全力で味わったりする時間があるからこそ人生は楽しいはずです。
ということで今から使える心理テクニックについて書いた記事も載せておきます。
www.phalanx-erueru.com

ストレスに関する心理学

現代っ子が感じている不安は精神疾患を持つ人と同じレベル

心理学情報を紹介するwebサイト「Psychology Today」によると、現代の高校生は1950年代初期の精神的な疾患を持つ人たちと同等レベルの不安を常に感じているそうです。
これは、現代社会において人との繋がりが希薄になっていることや、結婚適齢期が年々高齢化し独身者の割合が増えていることで、生活に悩みを抱えている人が急増しているのが原因です。
さらに、インターネットやスマホの影響で情報過多となり、マイナスなニュースに刺激を受けやすくなった、という理由もあります。

信じる者は救われる。人には心の拠り所が必要

精神医学書「The American Psychiatric Publishing Textbook of Mood Disorders」によれば、憧れの存在や崇拝する人物がいる人ほど、ストレスを感じにくい傾向があるそうです。
さらに、そういった人々との繋がりを強く感じられる人ほど幸福度が高く、日常的なストレスを受けにくいと言われています。
そして、日課として瞑想を取り入れている人は、自分をよく観察し受け入れることができるため、ストレスが少ない傾向にあるようです。
自分を見つめ直し、憧れの存在に近づこうとする信念がストレスを遠ざけるのかもしれませんね。

もっとも苦悩する世代は18~33歳

「USA TODAY」の記者Sharon Jayson氏は、記事の中で人生でもっとも苦悩する世代について分析しています。
彼曰く、18歳から33歳までがそれに当たるそうです。
とくに、不況の時代に生まれた若者たちほど、勉強や仕事、金銭、さらに家族や恋人などの人間関係において多くの悩みを抱えており、ストレスから開放される時間がないようです。
しかし、この悩み多き時期をどう乗り越えるかでその先の未来も変わってくるといいます。

音楽と感情と記憶は共鳴している

音楽が記憶と結びつきやすいということを、体感したことがある人も多いかもしれませんが、その感覚は間違いではなかったようです。
アメリカの大学生が日記を記しながら1ヶ月間実験した結果、「嬉しい」「悲しい」「つらい」など、感情に大きな動きがあったときに聴いた音楽ほど、強く記憶に残っていると分かりました。
過去に聴いた曲やメロディは、その感情と紐付いて潜在意識にインプットされているため、しあわせな記憶と結びついている曲がお気に入り、ということが多いようです。

あとがき

以上、幸福度とストレスに関する心理学を紹介しました。

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